和犬三昧で使っている和柄
七宝(しっぽう)

円が織りなす吉祥の連鎖
同じ大きさの円を四分の一ずつ重ねて繋ぎ合わせ、中心に星形が現れる日本の伝統的な吉祥文様です。仏教の「七つの宝」に由来し、非常に縁起が良いとされます。無限に連鎖する円の形から、「円満」「調和」「ご縁」などの意味合いが込められています。
デザインの特徴
円の連続と重なりによる幾何学的で抽象的なデザインが特徴で、中心に星形が現れる「七宝繋ぎ」として無限の連鎖を表現し、他の文様や多彩な色彩と組み合わせることで、多様な表情と普遍的な美しさを見せます。
意味合い
仏教の七宝に由来する財運と幸福、無限に連なる円形からは円満、調和、良縁、そして子孫繁栄や事業発展といった永続的な繁栄を意味し、これらの吉兆性から日本の伝統工芸品や祝いの場面で広く用いられています。
- 2025.06.29
- 23:42
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